〒LOOP

わたしが考えている事を綴るはずだったのに、いつの間にかわたしが無限ループにはまる様を見ていただくブログになってきた。

企業の求める人物

「自活できない」若者たちの苦悩 「働かないオジサン」が原因と分かっているけど…

なんとも言い難い記事でした。

わたしが最近、求人原稿を書いていて企業からこうして欲しいという意見を聞いていたときのことです。
人事の方が、わたしに若い人が欲しいとか、バリバリ働ける人がいいから主婦はいらないとか、そんなことばかりを言うのです。勿論とても丁寧な方だったので、そんな言い方ではありません。
「以前別経由で50代の人を一度雇ったことがあるんだけど、そのときただ自分のプライドだけで動かれて、うちは営業らしい営業でごり押ししてるわけじゃないのに、社長に”いくらまでなら値下げできますか?この額なら契約するって客が言ってるんですけど”って言って来たの。でもうちは値引きでやってるわけじゃないから、そうやって言ったのに”俺のやり方に文句あるのか”って。チームワークを大事にするうちの会社がとてもギスギスしたことがあったんです。歳をとってるとプライドがあるから若い子がいいんです」
そんな旨をお話しされました。若い労働力を欲する企業は多い。勿論、求人原稿に年齢制限はできないので(※もちろん例外措置もある)、それはできないとお断りしたのですが。
働かない50代みたいな書き方をされていたこの記事を読んでこのことを思い出してしまいました。
働かないというよりは、自分が築いてきたものがあるから、時代錯誤だしやり方変えてくださいと言われたところですぐに順応するのは難しいというところでしょう。それは勿論プライドや自尊心もあるし、実際に何が時代錯誤なのかがわからないということもある。
それが結果として生産性を下げてるというのが本当のところなんじゃないですかね。働かないんじゃないと思う。

この企業のいう主婦は嫌だというのも非正規雇用に占める女性の割合が高いというのと合致する。この企業がいうには、
「仕事内容的に土日は出勤になる。なのにいまいる子育てしている主婦は土日におやすみを取ってしまう。相談の上だったが、一番忙しいときに休まれるのは困るんです。だから子どもいなくて若くてバリバリやれる、土日出勤可能な方がいいんです」
企業の言い分もわかるし、子育てしているから土日出れないとかそっちの事情もわかります。
結局、スキルや経験の面から欲しいと思う人材に合致していても、そういったところで合わない。
結局お断りするしかないし、求職者も職が決まらない。

わたしは専門家じゃないから感想だけ述べさせてもらうと、会社が飽和してるんじゃないのかなって思ってしまう。どのみち求職ニーズはずれてるんだし、新しい人が欲しいと思ってても来ないところは来ないんですよね。でもわたしがおもうシフト制の導入のためには、労働人口を分散させちゃいけないんですよね。シフト制だから、定時で働くよりたくさんの人数が必要だろうし。
勿論大企業ばかり残すようじゃダメだというのはわかる。そんなことしたら新しい革新的なアイデアがでなくなってしまうだろうし。
ならどうしたらいいのかな。だからこの記事も、打開策なしに書かれていたんだろうな。
すごく夢物語だけど、生まれたときにいくらかたくさんのお金を一人に渡してやればいいんだ。どうせマイナンバーとかやるなら。詳しくは知りませんが。
そしたら親が使うことなく子どもも親の収入に左右されることもない。みんなに平等なお金が渡されて、親はお金の管理の仕方だけ教える。さて、じゃあ次はその財源の確保だな。政治家は一律お給料下げちゃおうかヽ(^ω^)ノ

まあそんな夢物語話してても仕方ないですね。最近アホらしくて政治をチェックしなくなってしまったわたしにはわからないことだけど、政治家さんたちには使い込む金があったらとりあえずもうちょっと日本のこと考えていただこうかと思いました。